ツール・ド・フランスの基礎知識

ツール・ド・フランス(Le Tour de France)は毎年7月にフランスとその周辺国を舞台にして行われる自転車プロロードレースである。1903年から開催されている。アモリ・スポル・オルガニザシオン(ASO, Amaury Sport Organisation)が主催する。

毎年7月に23日間程度の日程で行われるステージレースで、距離にして3300km前後、高低差2000m以上という起伏に富んだコースを走りぬく。フランス国内でのレースが中心だがイギリス、イタリア、スイス、スペイン、ドイツ、ベルギー、モナコなど周辺国が舞台になるステージが設定される場合もある。過去最長となったのは1926年の5745km、逆に最短だったのは1903年の2428kmとなっている。

ステージ数は1993年以降「プロローグ」を含めて全21ステージが定着しているが、それ以前はもっと多いステージ数で争われる時期もあった。平坦ステージ、山岳ステージ、タイムトライアルステージ(個人、チーム)と多彩なステージ設定がされているが、山岳の比重が大きくなることの多いジロ・デ・イタリアやヴェルタ・ア・エスパーニャに比べて平地ステージと山岳ステージのバランスがとれた構成となっているほか、タイムトライアルがカギを握る設定となっている。

スポンサーの名を冠した9人編成(最低6人)のチームが、20~22チーム参加する。出場する選手の国籍はヨーロッパだけに限らずアメリカやオーストラリア、カザフスタン、コロンビア、日本など多様である。

総合成績1位の選手には「マイヨ・ジョーヌ」と呼ばれる黄色のジャージ(主催者のASO傘下のスポーツ新聞「レキップ」の紙色の黄色にちなんでいる)が与えられるほかスプリント賞、山岳賞、新人賞といった各賞の対象者も特別なジャージを着用する。

賞金総額は2009年の場合で約320万ユーロ、うち総合優勝者に45万ユーロとなっているほか、各ステージ優勝やスプリント賞・山岳賞などに細かく賞金が設定されている。

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