1953~1955 ルイゾン・ボベ

ルイゾン・ボベは史上初めて3年連続優勝した名選手。

当時は国別対抗のスタイルで、それ以前の数年はジーノ・バルタリやファウスト・コッピなどのイタリア勢が強く、地元フランス勢は辛酸を舐めていた時代だった。

1953年のツール・ド・フランスでは18ステージのイゾアール峠でスパート、区間優勝を獲得。念願のマイヨジョーヌを手に入れた。さらに山岳タイムトライアルでも圧勝し、2位のマレジャックに14分18秒の大差で優勝した。

1954年は前半の山岳ステージでマイヨジョーヌを獲得したが、すぐにライバル選手たちの手に渡ってしまう。が14ステージでマイヨジョーヌを奪取、そのままパリまでマイヨジョーヌを守り通した。

1955年、ピレネーのステージで区間2位のボベはマイヨジョーヌを奪取。その後山岳や個人タイムトライアルで差を詰められたものの、最終ステージまでマイヨジョーヌを守り通した。

ボベは、ツール・ド・フランス以外にも数多くのタイトルを獲得している。世界選手権ロードレース、ミラノ〜サンレモ、パリ〜ニース、グランプリ・デ・ナシオン、パリ〜ルーベ、クリテリウム・アンテルナシオナルなどにも優勝した。

また、自伝「自転車チャンピオン 」で、トレーニング法、選手の心理、レース戦術、日常生活のあり方について詳しく触れており、当時のサイクルレースを目指す選手のバイブルとなった。なおこの本は三田文英先生の訳で日本語化されており未知谷から出版されている。

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