1980 ヨープ・ズートメルク

ズートメルクは、1968年のメキシコオリンピックでチームタイムトライアルで金メダルを獲得し、翌1969年プロデビュー。プロ2年目の1970年ツール・ド・フランスでは、初出場ながらメルクスに続いての総合2位を獲得。注目を浴びる。

ツールドラブニール、オランダ選手権、ツールドロマンディ、フレッシュ・ワロンヌ、ヴェルタ・ア・エスパーニャ、グランプリ・デ・ナシオンなど、多くのステージレースやクラシックレースを制している。

しかしながら、メルクスやイノーなどの強豪と時代が被ったせいか、ツール・ド・フランスでは2位になることなんと6回。「万年2位」と揶揄された時期もあった。

1980年イノーが膝の故障で途中棄権の幸運もあり、この年念願の初優勝。実にツール・ド・フランス10回目の挑戦だった。

その後も1985年の世界選手権優勝やティレノ・アドリアティコ総合優勝、1987年のアムステルゴールドレース優勝など、40歳で引退するまでに数多くのビッグレースを制覇している。この頃には「職人」と呼ばれ、常にレースの動きを読む経験の深さが注目された。

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